まさかまさかの税務調査の対象となり、
突然の事前通知にパニックになりながら、
ネット検索で税務調査の情報を調べたおし、
実地調査を迎えることとなりました。
税務署員がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
ということで、
実地調査(1日版)の体験談をまとめました。
「来訪」
実地調査の予定時間は10時から16時までということで、
時間キッチリ10時に玄関にお越しいただきました。
電話で話した感じでは、
私よりも年上なんだろうと想像しておりましたが、
想像どおりのアラフィフといった感じの方でした。
事前情報では身分証を提示いただけるということで、
しっかりと確認させていただきまして、
見開きの手帳の左部分が名前とか所属が書いてあり。
右側には質問調査権?の記載があったように思います。
「事務所内覧」
簡単な挨拶が終われば、事務所内を見回ります。
ウチの場合は見回るというほどの広さも無くワンフロアなので、
どんな商品を取り扱ってるのかなどを話した程度で終わりました。
「聞き取り」
簡単に事務所を見回ったら、
いろんなことの質問タイムが始まります。
定番としては最初に自営業者の経歴を聞かれるようで、
事業の沿革のような感じのことも聞かれました。
その後、
私から用意した証憑類や帳簿等を説明しつつ、
事前に聞かれそうな内容を調べておきましたので、
売上が年度をまたがるような注文の場合は、
発送日基準で計上していることや、
グレーな経費計上だと認識している項目を白状したり、
聞かれたくないこともあったりしましたので、
税務署員さんからの質問を減らすべく、
普段は口数の多いほうでは無いのですが、
お昼まで1時間くらいはしゃべり続けました。
売上、仕入れ、荷造り運賃、販売手数料の、
総勘定元帳の印刷を求められたり、
電子データで帳簿のEXCELファイルと、
注文データをお渡しすることになりました。
「帳簿の確認」
午後からは帳簿を確認されることになります。
何か質問があれば呼ばれることになっていましたが、
聞かれそうなことは午前中に説明していましたので、
呼ばれることも特に無く、
15時すぎまで時間が過ぎていきました。
「現地調査終了準備」
持ち帰る証憑類などの預かり証にサインをしたり、
電子データとして持ち帰ることになっているファイルを、
税務署員さんの持ってきたUSBメモリの中の、
暗号化のソフトを使って暗号化して保存し、
電子情報確認リストという書面を貰いました。
というような流れで、
10時からお昼までの2時間と、
13時から16時までの3時間が、
あっという間に過ぎていきました。
初めての現地調査を受けた感想としては、
普通にきちんと帳簿を付けていたら、
5時間(実質4時間ぐらい)で明らかな不備が見つかることも無く、
持ち帰ってからの調査が本番なんだろうと思いました。
自らグレーだと申告した項目が、
どれだけ否認されるのかと、
完全な認識間違いによる不備がどれだけあるのかが、
税務調査終了まで不安になりますが、
現地調査に来るまでの不安感よりも明らかに軽く、
感覚的に多くて3年で50万円弱の所得増を覚悟していますが、
事業に一部は関係があるという主張をして、
何割かは按分ということで値切れたらなと考えてます。
お越しいただいた税務署員さんは、
必死に粗を探そうという感じは無く、
良い人に来ていただいたなという印象でした。
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