2021年1月26日火曜日

個人事業主と法人で税金を比較してみた。

個人事業主から法人成りして1年、

法人税の申告準備も終わりましたので、

個人事業主だった2019年の税金と、

法人成りした2020年の税金を比較してみました。


前提として、2019年の利益よりも2020年の利益ほうが

給付金等を含んでいるため多く、そういった特殊な収入を除き、

2019年と差のない利益に対する法人税をざっくり計算し直して、

2019年と2020年を比較しました。


[2019年の税金一式]

 国民健康保険料  約59万円

 国民年金 約13万円

 住民税 約16万円

 所得税 約4万円

 合計 約92万円


[2020年の税金一式]

 法人税 約43万円

 社会保険料の会社負担分 約24万円

 社会保険料の個人負担分 約23万円

 合計 約89万円


結果的には微減(約-3万円)といったところではございますが、

妻の役員報酬金額が他の収入との兼ね合いで、

社会保険に加入しなくて済むギリギリの役員報酬では無いことが、

14万円くらいの節税効果を損ねており、

さらに今年は非課税世帯にするつもりの役員報酬にしていますので、

個人の税率が法人税の実効税率(私の場合は約24%)を下回っているまで、

役員報酬を増やしていたとすると数万円の節税ができていました。


あくまで私の場合ではございますが、

個人事業主時に青色専従者給与を支払う前の利益金額が、

500万円程度の状況で法人成りした場合に、

最大では20万円くらいの節税効果を見込めたと思います。



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