2021年10月21日木曜日

自宅の社宅化メリット。

前々から計画していた自宅の社宅化ですが、

妻に話してみたところ猛烈な反対を喰らいまして、

事務所用に古家の購入時も自家用車の社用車化時も、

特に反対されることが無かったのですが、

まさかという展開になってしまいました。


反対理由が「何かあった時のデメリットがありそう」ということで、

明確な拒否の理由がある訳でも無く、

変えることへの抵抗感というか、

今まで通りが正解という信念というか、

こちらもそんな理由で折れることはできませんので、

「どんなデメリットがあるか教えて。無ければ実行する」と、

強硬に進める意思を示しておきました。


そして、

ほぼ実際の数字を使っての節税効果の試算をしてみました。



田舎で築古のマンション住みで、売却価格を650万円とします。

(税務署対策的な安全策なら600万ですが攻めてみました。)

売却価格の650万円を私個人が何年かかけて受け取る際に、

受け取り分の役員報酬を下げるとすると、

実質的に社会保険料の負担を削減できることになるので、

650万円×30%(社会保険料率)=195万円の削減効果があります。


売却価格の650万円のうち建物部分の価値が381.5万円で、

法人税率が27%とすると103万円の削減効果です。


不動産登記や不動産取得税が約30万円くらいとすると、

これは経費計上できるので法人税の削減効果を差し引き、

実質は22万円くらいの費用となり、

自宅を社宅化した際の節税効果は、

195万+103万-22万=276万円です。


さらには、

固定資産税と修繕積立金や管理費を経費に出来るので、

毎年42,000円程度の削減効果が発生し続け、

修繕や火災保険なども経費にすることができます。



一方デメリットは?と考えますが、

「持ち家?賃貸?」って聞かれたときに

「社宅」って答えづらいくらいで、

「持ち家」って言っといたらいいやんってことですし、

税務署の調査に入られやすくなるとかはあるかもって感じです。


明らかなデメリットを知ってる方はお教えください。


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